ソフトBドラ6山中 幻惑サブマリン 速球だけで緩急差10キロ

[ 2013年2月6日 06:00 ]

フリー打撃に登板したソフトバンクのドラフト6位・山中

 ソフトバンクのドラフト6位・山中(ホンダ熊本)が初めてフリー打撃に登板した。27歳のサブマリンは左打者の柳田に一発を浴びたが、右の江川には110キロの遅球で空振りを奪うなど27球で安打性は2本。「直球です。球速が遅いのでフォームや体重移動で調整します」と胸を張った。

 速い動作で腕の振りを遅めたり、逆にゆったりした動作から速く振るなど速球だけで10キロの緩急がある。投球を見守った王会長は「あの年齢にあのスピードで入団した。自信を持っているのだろう」と及第点をつけた。ロッテの小林スコアラーは「あのタイプがメンバーに残ったら(中継ぎ陣に)厚みが増す」と警戒心を強めた。入団後についたあだ名は、山中が中山と転じてサッカー元日本代表の中山雅史氏と同じ「ゴン」。タカのゴンの注目度が一気に増した。

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2013年2月6日のニュース