大谷“札幌ドーム初登板” 栗山監督から空振り三振を奪う

[ 2012年12月25日 19:22 ]

栗山監督から空振りを奪う大谷

 日本ハムがドラフト1位指名した大谷翔平投手(岩手・花巻東)が25日、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円で正式契約した。札幌市内のホテルで行われた入団記者会見後に札幌ドームを見学し「凄く投げやすそうなマウンド。しっかりとここで投げられる、打てる、プレーできる選手になりたい」と抱負を語った。

 記者会見では笑顔が目立ち、球場に足を踏み入れるとさらに笑みが広がった。ユニホーム姿でマウンドに立ち、打席に入ったワイシャツ姿の栗山英樹監督から空振り三振を奪うと、今度は打席でバットを振った。投手と野手という“二刀流”での挑戦が始まる。大谷は「わくわくした気持ち」とうれしさを強調した。

 尊敬するダルビッシュ(レンジャーズ)の背番号「11」を付ける。投球フォームも参考にしてきた先輩に「あこがれて追い続けてきた選手、その背番号を背負って頑張っていきたい」と話した。

 早くも「翔平」と名前で呼び始めた栗山監督は「これ以上ないクリスマスプレゼントになった」と目尻を下げた。(金額は推定)

続きを表示

この記事のフォト

2012年12月25日のニュース