二遊間でコンビ 鳥谷、西岡加入を歓迎「大きなプラス材料」

[ 2012年12月25日 17:47 ]

ナイキ原宿でトークショーを行った阪神・鳥谷敬

 プロ野球阪神の鳥谷敬内野手(31)が25日、都内でスポーツメーカー「ナイキ」が主催する中高生を対象にしたトークショーに、サッカー日本代表でセリエAのインテル・ミラノ所属のDF長友佑都(26)とともに出席。今シーズンの総括と第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた意欲を語った。

 鳥谷は今シーズンを振り返り、「チームも5位。全試合には出場したが、プロに入ってから一番悪い成績で悔しい思いをした」と反省。オフシーズンに大型補強が続くチームには、「西岡選手とか、新しい選手が入ってきている。(来シーズンは)チームワークを大切にしながら勝って、シーズンで1番長く野球ができたら」と優勝に向けて意欲を燃やした。

 新加入の西岡剛内野手(28)とは二遊間を組む可能性が高く、「日本でも首位打者をとった選手。大きなプラス材料だと思う」と歓迎した。

 また、WBCに出場する侍ジャパンの候補選手34人に選ばれたことには「他のチームのトップ選手と一緒にできるのは勉強になる。海外と日本選手の違いも学べるのは楽しみな思いが強い」。オフシーズンも「ボールを使う機会はいつもより増えている」と宮崎でのキャンプに向けた準備を始めているという。「しっかり最終(メンバー)に残って3連覇に貢献したい」と決意を語った。

 トークショーで、2人はプロ選手を目指す野球とサッカーに取り組む高校生たち30人の前で、日々のトレーニングの重要性や強い気持ちを持つ大切さなどを説き、未来のアスリート誕生を応援した。

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