福留 阪神入り決定 中村GM「聖地で打倒巨人を目指そうと…」

[ 2012年12月25日 13:18 ]

 今季まで米大リーグでプレーしていた福留孝介外野手(35)の阪神入りが25日、決まった。この日、入団の意向を伝え、阪神とともに獲得に動いていたDeNAには断りの連絡を入れた。

 阪神とは3年契約、年俸1億5000万円プラス出来高払いで合意した。福留の日本球界復帰は中日時代以来、6年ぶり。

 阪神は今季5位で2年連続Bクラスに沈んだ。オフには西岡剛内野手らを積極的に補強し、これで金本知憲が引退した外野陣の強化にも成功した。和田豊監督は「たくさんのオファーの中からタイガースを、そして甲子園を選んでくれたことをうれしく思う。攻守に期待している」と述べた。

 福留は大阪・PL学園高―日本生命から1999年にドラフト1位で中日入り。首位打者に2度、2006年には最優秀選手に輝いた。08年からカブスでプレーし、インディアンス、ホワイトソックスを経て今季最後はヤンキース傘下の3Aスクラントンを自由契約になった。(金額は推定)

 ▼阪神・中村勝広GMの話 聖地で打倒巨人を目指そうと言ったのをくみ取ってくれたと思う。勝負強い打撃は大きな戦力。

 ▼阪神・南信男球団社長の話 (福留は)守備も肩も素晴らしいものがある。クリーンアップの一角を担って得点力不足を解消してほしい。

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2012年12月25日のニュース