寺原 ソフトバンク入り表明「条件だけではない面もあった」

[ 2012年11月23日 12:12 ]

 オリックスから国内フリーエージェント宣言した寺原隼人投手(29)がソフトバンクに入団することが23日、決まった。神戸市内で行われたオリックスとの交渉で残留要請を断り、ソフトバンクでプレーする意思を示した。

 「すごく悩んだ」という寺原は、決断の理由について「僕の中では(気持ちが)固まっていた。前に進んでいきたい。条件だけではない面もあった」と告白。オリックスでの2年間で「成長させてもらった」と、感謝の思いも口にした。

 オリックスの村山球団本部長も「仕方がない。後々まで引っ張るのは良くない」と慰留を断念した。

 寺原は今月15日にソフトバンクと交渉。3年契約で最大4億円の提示を受け、「もともと僕はソフトバンクにいた。また一緒に頑張りたいと思っていた」と7年ぶり復帰を示唆していた。

 寺原は宮崎・日南学園高から02年にドラフト1巡目でダイエー(現ソフトバンク)入り。07年から横浜、11年からオリックスでプレーし、通算成績は55勝63敗23セーブ、防御率3・80。

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2012年11月23日のニュース