中日また…高木監督 吉見のWBC派遣に難色「不安や」

[ 2012年11月23日 06:00 ]

練習を見守る中日・高木監督

 万全ではない絶対エースは出せない。中日の高木監督が吉見のWBC派遣に難色を示した。侍ジャパンの山本監督が、既に来年3月の本大会に吉見を招集することを明言。これに対し、高木監督は「投げとらんやない?3月にできるのかな?故障あがりを使うのは監督としては不安や」と「待った」をかけた。

 吉見は9月に右肘を骨折し、シーズン終盤を棒に振った。しかし、順調な回復ぶりで「肘は全く問題ない。そうなったら(代表メンバーに選ばれれば)頑張ります」と意欲を見せ、調整を1カ月前倒しで行う意向。12月中旬には沖縄での自主トレで徹底的な走り込みを予定している。それでも高木監督は不安いっぱいな様子。中日は09年の前回大会で落合監督が12球団で唯一選手を派遣せず、批判を受けている。

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2012年11月23日のニュース