細山田 65%ダウンで戦力外回避も「食事は松屋か吉野家」

[ 2012年11月23日 06:00 ]

年俸600万円でサインしたDeNA・細山田は顔を覆いながら心境を語る

 DeNAの細山田武史捕手(26)が22日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の年俸1700万円から野球協約で定められた減額制限(1億円以下は25%)を大幅に超える65%減の年俸600万円でサインした。

 「税金を払わないといけないし、これから食事は松屋か吉野家にする。それか先輩にお願いしたりして、なるべく自分のお金を使わないでご飯を食べるようにしないと」

 昨季は捕手でチーム最多の84試合に出場したが、今季は鶴岡の加入もあり、春季キャンプから一度も1軍に上がることができなかった。気になるのは来年の税金額だが、横浜市内の税務署の担当者は「経費がいくら掛かったかで変わるが、所得税と住民税で450万ぐらいになるのでは」と話した。独身とはいえ年俸600万円から家賃などを支払うと手元にはほとんど残らない。食事は1コインでできる牛丼店で節約するか、おごってもらうしかないのだ。

 事実上の戦力構想外で、下交渉では自由契約となり移籍先を探すか1100万円減で契約するか、2択を求められた末に出した結論。自由に食事も練習もできる金額を再び手にするため、厳しい競争に必死に食らいつく。

 ▼DeNA・高田繁GM(細山田について)状況は厳しいがチャンスはある。期待していないわけではない。

 ▽減額制限 野球協約第92条には、契約更改の際、年俸が1億円を超える選手は40%まで、1億円以下の選手は25%を超えて減額されることはないと定められている。ただし、選手本人の同意があれば、この限りはない。

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