中日“ポスト・ブランコ”と合意 勝負強さが売り

[ 2012年11月23日 06:00 ]

 中日が来季の新外国人として、メジャー通算339試合出場の実績を持つパイレーツ傘下3Aインディアナポリスのヘクター・ルナ内野手(32)との契約に合意したことが22日、分かった。1年契約で年俸45万ドル(約3700万円)プラス20万ドル(約1640万円)の出来高払い。

 同選手は04年にカージナルスでメジャーデビュー。今季はフィリーズで28試合に出場し、打率・226、2本塁打、10打点に終わったが、投手、捕手以外は全ポジションを守った経験を持つ。メジャー通算15本塁打ながら通算208安打で96打点と勝負強さが売りだ。

 中日では来日4年間で通算111本塁打を記録したブランコのDeNA移籍が決定的。ルナは二塁手が本職ながら、近年では一塁手としての出場も多く、「ポスト・ブランコ」の期待がかかる。

 ◆ヘクター・ルナ(Hector Luna)1980年2月1日、ドミニカ共和国生まれの32歳。99年にドラフト外でインディアンス入団。04年カージナルスでメジャーデビュー。以降、インディアンス、ブルージェイズ、マーリンズなどを経て今季はフィリーズに在籍。8月末にパイレーツ移籍し傘下3Aでシーズンを終えた。メジャー通算成績は339試合で打率・262、15本塁打、96打点。本職は二塁手だが、投手、捕手以外のポジションは全てこなす。1メートル85、86キロ。右投げ右打ち。

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2012年11月23日のニュース