内海、成瀬も候補!「ダブル先発制」残る1枠は?

[ 2012年11月12日 06:00 ]

広島・前田健太

 【山本監督が指名した5人の先発候補】

 ◆前田 健太(24)広島
(1)29試合14勝7敗、防御率1.53
(2)136試合56勝43敗、防御率2.47
(3)出場なし
10年に沢村賞などタイトルを総なめにしたリーグを代表する投手。得意のカーブで外国人打者を翻ろう

 ◆吉見 一起(中日)28
(1)19試合13勝4敗、防御率1.75
(2)141試合70勝27敗、防御率2.44
(3)出場なし
抜群の制球力が最大の武器。9月に「右肘の肘頭骨棘(ちゅうとうこっきょく)」を骨折。復帰が待たれる

 ◆杉内 俊哉(巨人)32
(1)24試合 12勝4敗、防御率2.04
(2)249試合115勝59敗、防御率2.84
(3)00、08年五輪、06、09年WBC
移籍1年目で優勝に貢献。しかし10月に入って左肩の違和感を訴えてCS、日本シリーズの登板回避

 ◆内海 哲也(巨人)30
(1)28試合15勝6敗、防御率1.98
(2)227試合95勝67敗、防御率2.96
(3)09年WBC
2年連続リーグ最多勝と今や球界を代表する左腕。09年WBCでは1試合、2回2/3の登板に終わった

 ◆成瀬 善久(ロッテ)27
(1)28試合12勝11敗、防御率2.83
(2)164試合75勝51敗、防御率2.99
(3)08年五輪
4年連続2桁勝利とロッテ不動のエース。08年北京五輪では1勝0敗、12回を投げて19三振を奪った

 【1戦2人起用の「ダブル先発制」残る1枠候補】

 ◆牧田 和久(西武)28
(1)27試合13勝9敗、防御率2.43
(2)82試合18勝16敗22セーブ、防御率2.50
(3)出場なし
 先発に転向したプロ2年目はチームトップの13勝。独特な下手投げは外国人選手に十分通用するはず

 ◆沢村 拓一(巨人)24
(1)27試合10勝10敗、防御率2.86
(2)56試合21勝21敗、防御率2.41
(3)出場なし
入団から2年連続2桁勝利。今季終盤は不振もCS、日本シリーズとポストシーズンで完全復活した

 ◆大隣 憲司(ソフトバンク)27
(1)25試合12勝8敗、防御率2.03
(2)110試合40勝39敗、防御率3.47
(3)出場なし
今季は4年ぶりの2桁勝利。リーグトップの6完投3完封をマーク。杉内、和田の抜けた穴を埋めた

 ※(1)今季成績(2)通算成績(3)国際大会

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