巨人と楽天で２対２のトレード成立　原監督「バランスのいい補強に」

　巨人の金刃憲人投手（２８）、仲沢広基内野手（２５）と楽天の横川史学外野手（２７）、井野卓捕手（２８）の２対２の交換トレードが合意に達したことが１２日、分かった。近く両球団が発表する見通し。

　金刃は２００７年に立命大から希望枠で入団。通算８１試合で１１勝１２敗の成績を残したが、今季は１軍登板がなかった。横川は長打力が持ち味の左打者で、１１年には９４試合に出場したが、今季は出場機会が減っていた。

　楽天は左腕の補強が課題だった。巨人の原監督は「左のパワーヒッター、控えの捕手は補強ポイントだった。（両チームにとって）バランスのいい補強になった」と話した。