ダルらが招待 石巻の中学生がメジャー体感「感動した」

[ 2012年8月29日 10:34 ]

レンジャーズ―レイズ戦前に、始球式を行う「石巻リトルシニア」の今野範生主将

 昨年3月の東日本大震災の被災地、宮城県南三陸町の高校生らが28日、レンジャーズが本拠を置くテキサス州アーリントンで行われたレイズ戦の試合前に郷土の伝統芸能である「鹿子躍」を披露し、復興への思いを表現した。レンジャーズ・ボールパークを埋めたファンからは大きな拍手と歓声を浴びた。

 この日は、レンジャーズが「日米フレンドシップナイト」と銘打ち、初の試みとして日本関連のイベントを開いた。テキサス州で開催される交流イベントに参加する宮城県石巻市の少年野球チーム「石巻リトルシニア」の中学生14人もこの試合で先発登板したダルビッシュらに招待され、試合前にグラウンドでキャッチボールをしたり、上原と交流したりした。

 石巻リトルシニアの今野範生主将は「(米国は)スケールが大きくて感動した。感謝の気持ちを忘れずにいきたい」と話した。(共同)

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