中京が2連覇 延長戦で文徳下す

[ 2012年8月29日 13:48 ]

2年連続6度目の優勝を果たし、ナインに胴上げされる中京・平中監督

 第57回全国高校軟式野球選手権最終日は29日、兵庫県の明石トーカロ球場で決勝を行い、中京(東海・岐阜)が延長十回、2―1で文徳(南部九州・熊本)に競り勝ち、2年連続6度目の優勝を果たした。2連覇は2008、09年の作新学院(栃木)以来で、優勝6度は作新学院の8度に次ぎ、平安(現龍谷大平安、京都)と並ぶ史上2位。

 中京は1―1の10回、三塁打を放った工藤が山本の遊ゴロで決勝点となるホームを踏んだ。工藤は投げても5回まで無安打に抑え、4安打完投。文徳は先発の今山が10回を投げ抜いたが、打線は9回のサヨナラのチャンスを生かせなかった。

 ▼中京・平中監督の話 選手はここに来て大きく成長してくれた。粘り強く、よく戦った。工藤は本当によく投げた。大会無失策は鍛えてきた成果だと思う。

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2012年8月29日のニュース