中日 関東連敗15で止めた!大野 沢村に“リベンジ投”

[ 2012年7月31日 21:36 ]

巨人戦に先発した中日・大野

セ・リーグ 中日2-0巨人

(7月31日 東京D)
 中日が31日、東京ドームで行われた巨人戦に2―0で勝ち、4月11日から続いていた関東での連敗を15で止めた。

 中日の先発・大野は切れのある球で強気に攻め、7回途中まで3安打、無失点で2勝目。2回から3回にかけて4者連続三振など好投し、山井、田島、岩瀬も無失点リレーを見せた。

 投手陣に応えるように打線も7回、大島の安打を足場に築いた2死一、二塁で4番・森野が中越えのタイムリー二塁打を放ち2点をもぎ取った。

 大野と巨人の先発の沢村とは同じプロ2年目。昨年10月14日、プロ初登板だった大野は東京ドームで沢村と投げ合い、4回7失点で敗戦投手となった。「去年の自分とは全てが違う」と必勝を期して臨んだだけに、「今日は負けられない試合だったし、沢村と投げ合って勝ててよかった」と笑みをこぼした。

 これには高木監督も「今日は大野のピッチングに尽きる」と大絶賛。「冗談でノーヒットノーランをするんじゃあないか、と言っていたくらい。これからドラゴンズの救世主になるんじゃないかな」と語り、巨人追撃にも手応えを感じているようだった。

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