中日の初の日本一に貢献 井上登氏が死去

[ 2012年5月11日 00:22 ]

 プロ野球中日、南海で活躍し、中日ではコーチも務めた井上登(いのうえ・のぼる)氏が5日午前5時42分、脳出血のため名古屋市の病院で死去した。77歳。愛知県出身。自宅は名古屋市千種区光が丘2の1の3。葬儀・告別式は親族のみで済ませた。喪主は次男幹(みき)氏。

 53年に愛知・岡崎高から中日の前身の名古屋に入団。54年には初の日本一に貢献した。二塁手として5度ベストナインに輝き、オールスターにも4度出場。62年に南海(現ソフトバンク)に移籍し、中日に復帰した67年を最後に現役引退した。プロ15年間の通算成績は1506試合出場、1322安打、111本塁打、570打点で打率2割6分5厘。

 70~80年に中日でコーチを務め、74年に与那嶺要監督(故人)を支えセ・リーグ制覇を果たした。

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2012年5月11日のニュース