松中 起死回生の同点弾 9回2死から代打で350号

[ 2012年5月11日 06:00 ]

<オ・ソ>9回2死一塁、起死回生の同点本塁打が350号となり、ガッツポーズのソフトバンク・松中

パ・リーグ ソフトバンク6-6オリックス

(5月10日 ほっと神戸)
 史上27人目の通算350号は起死回生の一発となった。ソフトバンクの松中が9回2死、代打で同点2ラン。

 「一発で仕留められるか仕留められないかで違う。本当に良かった」。3―6の9回2死無走者から松田と江川の連続長短打で1点を返し打席に。「真っすぐに振り遅れないように」と守護神・岸田の速球を振り抜くとバックスクリーンに叩き込んだ。今季の開幕4番も不調で代打専門に甘んじていた現役唯一の三冠王が意地を見せた。

 ▼ソフトバンク・小久保 ようやく(残りが)1桁になった。あしたからはポンポンといけるように頑張る。

 ≪史上4番目の年長記録≫松中(ソ)がオリックス戦の9回に岸田から今季2号を放ち通算350本塁打を達成した。プロ野球27人目。初本塁打はダイエー時代の98年9月5日西武戦(福岡ドーム)で西口から。通算1695試合目での到達は歴代20位のペース。38歳4カ月での350号は、09年山崎武司(楽=現中日)の40歳9カ月、昨年カブレラ(ソ)の39歳4カ月、89年大島康徳(日)の38歳9カ月に次ぐ4番目の高齢到達になった。

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2012年5月11日のニュース