中畑監督 猛抗議!敵地でキヨシ・コール大合唱「行くときは行かないと」

[ 2012年5月11日 06:00 ]

<巨・D>7回2死一塁、鶴岡が三振に倒れた判定に抗議するDeNA・中畑監督

セ・リーグ DeNA1-1巨人

(5月10日 東京D)
 中畑監督の猛抗議で選手が発奮したDeNAは10日、巨人戦を1―1で執念のドローに持ち込んだ。
【試合結果】

 0―1の7回2死一塁の場面では鶴岡一成捕手(34)の三振の判定をめぐり、中畑清監督(58)が約3分間の猛抗議。判定は覆らなかったものの、直後の8回に筒香嘉智内野手(20)が右前適時打を放ち、同点に追いついた。DeNAは8日に続き終盤の粘りを発揮。巨人戦3連戦では83年以来、29年ぶりとなる同一カード2引き分けとなった。

  ベンチを飛び出した中畑監督が鬼の形相で橋本球審に詰め寄った。怒声を発しながら、かみつかんばかりの勢いで約3分間の猛抗議。巨人ファンも加わり、抗議中では前代未聞の「キヨシ!キヨシ!!」の大合唱も起こった。

「信念を持って最後までアピールしましたけど、あれ以上やると退場になるからと止められた。でも、行くときは行かないとね」と中畑監督。最後はなだめに入った高木ヘッドコーチに抱えられながらベンチへ。ただ、試合後も判定には納得はしていなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2012年5月11日のニュース