「ヤンキース・黒田」誕生へ!1年契約で合意 年俸8・5億円

[ 2012年1月14日 11:15 ]

ヤンキースと1年契約で合意した黒田

 米大リーグ、ドジャースからフリーエージェント(FA)となった黒田博樹投手(36)がヤンキースと1年契約で合意したことが13日、関係者の話で分かった。年俸は1100万ドル(約8億5千万円)とみられる。

 3年ぶりの世界一奪回を目指す名門ヤンキースは先発投手陣の強化を狙って補強を進めていたが、カージナルスからFAのエドウィン・ジャクソン投手(28)との交渉が事実上決裂。もう1人の候補だった黒田と合意した。エース左腕サバシアに続く先発の中心として期待される。

 レッドソックス、レンジャーズなども獲得に動いていたが、黒田は年俸など金銭面よりも世界一を狙える球団を希望。ワールドシリーズ27度優勝のヤンキース入りを決断した。

 黒田は4年目の昨季、32試合に登板し、いずれも自己ベストの202投球回、13勝(16敗)、防御率3・07と活躍した。しかし年俸が1200万ドルと高額で、経営が悪化したドジャースの構想から外れていた。黒田は4年間で通算115試合に登板し、41勝46敗、防御率3・45。

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2012年1月14日のニュース