ライバル候補が交渉決裂 大リーグ関係者「黒田に一本化したようだ」

[ 2012年1月14日 08:23 ]

 先発投手陣の強化を目指すヤンキースがドジャースからFAの黒田博樹投手(36)に獲得候補を一本化したことが12日(日本時間13日)、分かった。並行して動いていたカージナルスからFAのエドウィン・ジャクソン投手(28)との交渉が事実上決裂したことから、黒田側との交渉は一気に進展するとみられ、週明けにも合意する可能性が出てきた。

 13日付のニューズ・デー紙によると、11日夜にハル・スタインブレナー共同オーナーがジャクソンの代理人を務めるスコット・ボラス氏と会談。その席で年平均1500万ドル(約11億5500万円)の5年契約という破格の条件を要求されたという。同紙は「ジャクソンの価格は今のチームには合わない」とし、年俸総額を極力抑えたいチームには、黒田が適していると報道。また、大リーグ関係者は「ヤンキースは先発の補強候補を黒田に一本化したようだ」と語った。

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2012年1月14日のニュース