争奪戦開始!杉内が国内FA宣言、代理人が申請書類提出

[ 2011年11月29日 16:55 ]

ソフトバンクの杉内俊哉投手のFA権行使について、記者会見する代理人の酒井辰馬弁護士

 ソフトバンクの杉内俊哉投手(31)が今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使することになった。代理人を務める酒井辰馬弁護士が29日、福岡市のヤフードーム内で記者会見を開き、申請書類を球団に提出したことを明らかにした。球団側は地元福岡県出身の左腕に対してFA宣言後も残留交渉を続けるが、他球団も獲得に乗り出すとみられる。

 杉内は鹿児島実高から三菱重工長崎を経て2002年にドラフト3巡目でダイエー(現ソフトバンク)に入団。05年には最多勝、最優秀防御率のタイトルに加え、沢村賞を獲得。08、09年は最多奪三振、昨年まで2年連続で最優秀投手(勝率1位)に輝いた。今季は8勝7敗に終わったが、防御率は1・94をマーク。通算成績は登板225試合、103勝55敗、防御率2・92。

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2011年11月29日のニュース