巨人 清武代表の解任を発表「球団の名誉、信用を傷つけた」

[ 2011年11月18日 17:01 ]

巨人・清武代表(左)と渡辺会長

 コーチ人事などをめぐって内部対立が表面化しているプロ野球巨人は18日、渡辺恒雄球団会長(85)を批判した清武英利球団代表(61)を「取締役として適格性を欠くことが明確」として解任したと発表した。チーム編成を行うゼネラルマネジャー(GM)職など全ての肩書を外した。

 巨人は解任理由として、独断で会見を強行して球団内外を混乱させたこと、会見で誤った事実を公表して球団や読売新聞グループの名誉や信用を傷つけたことなどを挙げた。

 この日、読売新聞グループ本社が臨時取締役会を開き、清武氏の解任を決定。その後、球団の臨時取締役会を経て本人に通告した。清武氏の後任に原沢敦副代表(55)が就き、桃井恒和オーナー兼球団社長(64)はオーナー職を外れ、読売新聞東京本社社長などを務める白石興二郎氏(65)をオーナーとする新人事を発表した。

 東京都内の球団事務所で会見した桃井球団社長は「球団を引っ張っていくべき取締役がこういう事態を招いたのは非常に憤りを覚える。会社法の手続きを踏んで今回の処分に至った」と説明。「巨人軍がこれほど混乱を招いたことはない。この大試練をチームとフロントが一体となって乗り切っていかないといけない」と述べた。

 今回の問題は、来季ヘッドコーチ人事をめぐり、江川卓氏(56)の起用を渡辺会長が強行しようとしたとして、岡崎郁コーチ(50)の留任を決めていた清武氏が11日に記者会見し、企業統治の観点から内部告発。互いに声明を出して批判する事態となった。

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