正力氏お別れの会にONら1000人が参列

[ 2011年10月1日 06:00 ]

祭壇に手を合わせる(手前から)王巨人軍OB会会長、長嶋巨人軍終身名誉監督、原巨人軍監督

 8月15日に敗血症で死去した巨人の名誉オーナー、正力亨氏(享年92、写真)の「お別れの会」が30日、都内ホテルで行われ約1000人が参列した。

 巨人監督時代の87年に、リーグ優勝したソフトバンク王貞治球団会長(71)は「胴上げされて本当に喜ばれていたことが鮮明によみがえってくる。巨人軍を本当に愛した方」としながら「福岡に行って疎遠になってしまって…。申し訳ないことをしたと思っております」と故人への思いを口にした。

 また、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(75)は「あれほど野球と巨人に情熱を傾けていらした方はいないと思います」とコメント。巨人・原監督は「(母校・東海大総長だった)松前重義先生と正力亨オーナー、お二人の間に挟まれて入団会見をしてもらった。社会人、プロ野球人生をスタートしたということは誇りとなっていまでも輝いている」と思い出を語った。

 ◆主な参列者 森喜朗元首相、日本野球機構(NPB)・加藤良三コミッショナー、巨人・渡辺恒雄球団会長、巨人・滝鼻卓雄球団最高顧問、柴田勲 =順不同、敬称略=

続きを表示

2011年10月1日のニュース