横浜球団に売却の動き 監督や選手は冷静な対応

[ 2011年10月1日 19:39 ]

 昨年に続いて親会社のTBSホールディングス(HD)による球団売却の動きが明らかになったプロ野球の横浜ベイスターズでは1日、監督や選手が冷静に事態を受け止めた。

 横浜スタジアムで行われたヤクルト戦の後、尾花高夫監督は「僕にはどうしようもない。なるようにしかならない」と話し、三浦大輔投手は「残り試合を全力で戦うだけ。それ以外は何も言えない」と静かに語った。球団幹部は球場を訪れなかった。

 TBSHDの石原俊爾社長は9月28日の定例会見で「今はまだシーズン中でもあり、具体的な話は上がってきていない。仮に決まれば、きちんとお話しする」と話した。交渉相手とみられる携帯電話向けソーシャルゲームサイト「Mobage(モバゲー)」の運営会社、ディー・エヌ・エー(DeNA)は「ノーコメント」としている。

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2011年10月1日のニュース