レンジャーズ大敗スタート 上原「レイズは勢いがある」

[ 2011年10月1日 09:42 ]

レンジャーズ戦の2回、右越えに先制2ランを放つレイズのデーモン

ア・リーグ プレーオフ地区シリーズ レンジャーズ0―9レイズ

(9月30日 アーリントン)
 米大リーグは9月30日、プレーオフの地区シリーズ(5回戦制)がア・リーグの2試合で開幕し、2季連続のリーグ優勝を狙うレンジャーズ(西地区)はレイズ(ワイルドカード=最高勝率2位)に0―9で敗れた。レンジャーズの上原は出場選手登録されたが、登板機会はなく、建山は登録を外れた。

 レイズは2回のデーモンの2ランなど本塁打攻勢で5回までに8点をリード。先発の新人ムーアは7回無失点と好投した。

 2季ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すヤンキース(東地区)とタイガースの第1戦は、1―1の2回表終了後に雨が強くなり、降雨サスペンデッドとなった。10月1日に続きが行われ、第2戦は2日に順延となった。

 ▼上原の話 タンパ(レイズ)は次々といい選手が出てきますね。勢いがあるんじゃないですか、向こうに。(気持ちは)いつも通り。試合前のセレモニーぐらいじゃ、特に盛り上がらない。

 ▼レンジャーズ・ワシントン監督の話 相手が振れていた。(先発の)ウィルソンに立ち直ってほしいと思ったが、うまくいかなかった。相手(先発)のムーアを褒めるしかない。ただ、初戦を取られただけ。われわれはいつだって巻き返してきた。

 ▼レイズ・マドン監督の話 ムーアの投球は圧巻だった。冷静そのものだった。彼を長く知っているわけではない。誰を先発させるか、スカウト、スタッフを交えて下した決断が実った。選手は自分たちがやるべきことを実践した。

 ▼タイガース・リーランド監督の話 雨は軽くしか降らないと聞いていたが、うまくいかないもの。球場のお客さんやファンに好投手の対決を見せられず、がっかりだ。とにかく3勝した方が勝ち。それだけを考えて戦う。

 ▼ヤンキース・ジラルディ監督の話 うれしくはないが、天気は予測がつかないし、両チームとも条件は同じ。サバシアは調子が良さそうだったが、今から(球場に)屋根をつけられるわけではないからね。(共同)

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