ミスで接戦落とす　落合監督「青いリンゴが熟すまで…」

セ・リーグ 中日１―２巨人

（7月19日 ハードオフ新潟）
　中日は痛恨のミスが出て接戦を落とした。これでわずか１日で借金生活に戻り、試合のなかった阪神と同率２位で並ばれた。

　ミスが出たのは六回。２死から阿部のソロで１点を失い、フィールズにも安打を許した。続く藤村の打球は、フラフラと風にあおられながら右中間に上がった。これを右翼手の小池がグラブに当てて捕り損ね、一塁走者が一気に生還した。小池は「（風は）言い訳にならない。僕のミス」と敗戦の責任をかぶった。

　落合監督は「青いリンゴが熟すまで、経験を積んでくれれば」と小池を責めることはなく、余裕の笑みすらたたえて球場から引き揚げた。