大船渡 旋風再び!13安打8得点で16強入り

[ 2011年7月19日 06:00 ]

<久慈工・大船渡>試合後、久慈工・三上主将(左)から千羽鶴を手渡される大船渡の副主将・金野

岩手大会3回戦 大船渡8―3久慈工 

(7月18日 雫石)
 大船渡が13安打8得点の猛攻で、同じ沿岸部で震災の被害を受けた久慈工を下し、8強入りした昨夏に続いて16強入りを決めた。

 津波で部員10人の家が流され、練習も約1カ月間の中断を余儀なくされたが、12得点した2回戦の北上翔南戦に続いて打線が好調。吉田亨監督は「緩いボールを逆方向に打てた結果」と満足げだ。初出場した84年センバツで4強入りした「大船渡旋風」の再現も期待されるが「いい伝統があって、選手もその中で力が出せている」と期待していた。

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2011年7月19日のニュース