阿部が先制弾!内海リーグトップ10勝目

[ 2011年7月19日 20:00 ]

10勝目を挙げた巨人・内海

 プロ野球、巨人―中日8回戦は19日、ハードオフ新潟で行われ、6回に阿部のソロ本塁打などで2点を先取した巨人が2―1で逃げ切った。先発の内海が7回4安打1失点で6月18日以来の白星となるリーグトップの10勝目を挙げた。

 内海は初回、3者凡退と上々の立ち上がり。その裏、巨人は中日の先発ネルソンから先頭の坂本が左翼線への二塁打で出塁。高橋由の二ゴロで1死三塁と絶好の先制機を迎えたが、小笠原が三飛、長野の四球で2死一、三塁となるも、大村が右飛に倒れて無得点に終わった。

 2回は両チームとも走者を1死から走者を出したが、ともに無得点。その後も両チームとも得点がなく、0―0で前半の5回を終えた。

 「0点に抑えれば、野手の人が打ってくれると信じていた」という内海に巨人打線が応えたのは6回だった。2死から阿部が右越えにソロ本塁打で先制。さらにフィールズが左前打で出塁し、藤村の飛球を右翼の小池が落球。フィールズが生還し、巨人はこの回2点を先取した。

 直後の7回、中日も内海を攻め、2死一、二塁から井端の右前適時打で1点を返したが、巨人は8回から久保、9回は東野とつなぎリードを守り抜いた。

 6月18日を最後に白星から見放され、約1カ月ぶりの勝利に「勝ちはつかなくても、続けてれば勝てると思っていた」と平然と振り返った。

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