「スレ&パー」両助っ人の活躍で横浜最下位脱出

[ 2011年6月6日 06:00 ]

<横浜・西武>8回無死二、三塁で決勝の右前適時打を放つハーパー

交流戦 横浜5-4西武

(6月5日 横浜)
 ハーパーとスレッジ。横浜はハマの助っ人コンビがチームを最下位から救い上げた。「ヒットでいいと思っていたよ。左投手?全然気にしないね」。ハーパーの声が弾んだ。

 同点の8回無死二、三塁。星野の124キロのスライダーを決勝の右前打。代走山崎が告げられベンチに退いたが、ハーパーコールに再びグラウンドに飛び出し応えた。

 スレッジも迫力十分だ。2点を追う6回1死一、二塁。岸の内角高めの141キロ直球を、一時は逆転となる右越え9号3ラン。勝利を決めた8回には、無死一塁から右中間二塁打でハーパーにつないだ。「日によっては狙っていても打てないけど、きょうは打てたね」とおどけた。尾花監督も「彼らが働けば得点力は上がる」とご満悦だ。阪神が敗れて5位浮上。上位食いには「スレ&パー」の力は不可欠だ。

 ▼横浜・山口(リーグトップの12セーブ目。前日のロッテ戦で逆転3ランを浴びた汚名を返上)気合が入っていたが、きのうの反省も頭に入れていた。きょうは思った通り投げられた。

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2011年6月6日のニュース