4試合ぶり出た!イチローが反撃口火、好機で今季初三塁打

[ 2011年6月6日 08:32 ]

レイズ戦の3回、右中間に2点三塁打を放つマリナーズのイチロー

マリナーズ9―6レイズ

 マリナーズのイチロー外野手は5日、本拠地シアトルで行われたレイズ戦に「1番・右翼」で出場。3回に4試合ぶりの安打となる2点三塁打を放つなど、5打数2安打2打点だった。内容は見逃し三振、右中間三塁打(打点2)、遊直、遊ゴロ、左前打で打率は2割6分4厘。チームは9―6で勝った。

 4試合、18打席ぶりの安打は今季初の三塁打だった。0―3の3回1死一、二塁、イチローは長身右腕デービスの初球、真ん中低めの92マイル(約148キロ)を捉えた。打球は右中間を真っ二つに割るライナー。本拠地スタンドからの大声援を浴び、37歳は二塁を蹴った。

 ウェッジ監督は試合後、「いつ復調するかは、時間の問題だと思っていた」と満足顔で語った。「彼は自分のことを一番よく分かっていて、自分でコントロールすることができる」とも口にした指揮官は「ここ何日かはいい打球がヒットになっていなかった。今日のような打撃が続いてくれれば」と期待を込めた。(共同)

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2011年6月6日のニュース