日本ハム2試合連続の零封!梨田監督通算600勝

[ 2011年6月6日 21:21 ]

4回、自らの暴投と適時打で2点を失った巨人・沢村

交流戦 日本ハム2―0巨人

(6月6日 東京ドーム)
 プロ野球交流戦、巨人―日本ハム4回戦は6日、東京ドームで行われ、日本ハムが2試合連続の無失点リレーで競り勝った。梨田監督は史上20人目となる通算600勝を達成した。

 前回登板(5月31日、西武戦)でようやく2勝目を挙げた巨人・沢村と今季5勝1敗と好調な日本ハム・ウルフが先発。初回、沢村は上々の立ち上がり。田中捕飛、飯山遊ゴロ、稲葉中飛と3人を打ち取った。一方のウルフも快調。藤村の内野安打を許したものの、長野、ラミレスを抑え先制点は許さなかった。

 2回、巨人に絶好機が訪れる。1死から脇谷が中前打で出塁。鈴木は二飛に倒れたが、古城が敬遠四球。さらに沢村には警戒しすぎて四球で満塁となり、勝負強い坂本が打席に。しかし坂本は初球を打って中飛。3者残塁と惜しいチャンスを逃した。

 2回を終わって巨人の吉村打撃コーチは先発のウルフについて「被本塁打がゼロだけあって、ツ―シ―ムとカットを両サイドにしっかりと投げ分けている。両サイドを追いかけると難しい投手なので、コースを絞っていかないといけない」と対策を話した。

 3回、日本ハムは先頭の今浪が中前打でチーム初安打を記録したが、後続が打ち取られた。その裏、巨人は1死から長野、ラミレスの連打で一、二塁と2回に続きチャンス。しかし阿部、脇谷と打ち取られあと1本が出ない。

 ピンチの後にチャンスあり。日本ハムは4回、先頭の飯山が坂本の悪送球で出塁。稲葉右前打で続いて無死一、三塁。打者は4番中田だが、沢村も意地を見せ二飛に打ち取った。しかし5番ホフパワーを歩かせて満塁。そして陽の打席でフォークが暴投になり飯山が生還した。さらに陽が右中間に二塁打を放ち稲葉が生還、二走のホフパワーは本塁で憤死。それでも日本ハムが2点を先行した。

 その裏、巨人は先頭の鈴木が四球で出塁。古城が遊ゴロを打ち二進すると、沢村の打席で三盗を敢行した。しかし捕手・大野からの送球で刺され三塁アウト。原監督が抗議するも認められなかった。そして沢村も打ち取られ、巨人はまずい攻めで好機を逃した。

 5回はともに3者凡退に終わった。沢村は5回88球で降板、6回から西村が2番手で登板した。西村は稲葉、ホフパワーの出塁を許したが無失点。日本ハムのウルフも阿部に安打を打たれたが無失点に抑えた。

 ウルフは6回でお役御免、7回は宮西がマウンドに上がるが、先頭の古城の代打・谷が左翼越えの大きな当たりを放つが当たりが良すぎて単打に。(投手は榊原に交代)しかし投手の代打・矢野が遊ゴロ併殺打で巨人は消化不良の攻撃が続いた。

 8回も巨人は2死からラミレスが中前打で出塁(投手・増井)。阿部の打席の時に増井の暴投で二進しまたもチャンスをつくるが、阿部は遊飛に終わった。

 9回は日本ハムがチャンス。1死後、ホフパワーが内野安打、陽二塁打で二、三塁。今浪は敬遠四球で満塁と攻め立てるが、大野、投手代打・今成が倒れ追加点はならなかった。

 その裏、巨人は1死から鈴木、谷が連打で最後のチャンスをつくる。投手の代打は松本。しかし松本は空振り三振に倒れ、巨人ファンの頼みは坂本に。場内は大声援に包まれたが、願いむなしく坂本は中飛で、巨人は2試合連続の零敗を喫した。沢村はこれで4敗目。

 逆に日本ハムは2試合連続の零封勝利。梨田監督は通算600勝を飾った。同監督は「全員の力で勝てたもので、感謝しています」とにこやか。巨人に連勝して「投手陣がよく投げた。ウルフも要所を締めたし、リリーフ陣も最後ヒヤヒヤしたけどいい形で勝てた。もう少し点を取れればね…」と話していた。

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