「あすの日本の希望になる」東日本国際大主将が宣誓

[ 2011年6月6日 17:42 ]

第60回全日本大学野球選手権の開会式で、選手宣誓をする東日本国際大の天野勝仁主将

 7日に開幕する第60回全日本大学野球選手権(神宮球場など)の開会式が6日、東京都内の日本青年館で行われ、東日本大震災の被害が大きかった南東北大学連盟の代表校、東日本国際大の天野勝仁主将(21)が「今こそ私たち、若い力が復興の懸け橋となり、あすの日本の希望となるべく全身全霊を込めて戦う」と力強く宣誓した。

 福島県いわき市の東日本国際大は震災の影響で約1カ月練習ができず、南東北連盟も通常のリーグ戦開催を断念。代わりに5月下旬から短い日程で代表決定戦を行った。天野主将は「大学野球自体が被災者に思いを込めていることを伝えたかった。試合で元気に声を出していきたい」と、神宮球場での開幕戦に向けて気持ちを高めた。

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2011年6月6日のニュース