西岡 ツインズと3年8億4千万円で合意

[ 2010年12月17日 08:47 ]

 プロ野球ロッテの西岡剛内野手(26)がポスティングシステム(入札制度)で独占交渉権を得ていたツインズと入団で基本合意したことが16日(日本時間17日)、関係者の話で分かった。身体検査に合格すれば17日に正式発表され、18日に入団記者会見が行われる。

 米球界関係者によると3年契約で4年目は球団に選択権がある。3年目までの年俸総額はAP通信によると約1千万ドル(約8億4千万円)。関係者によるとロッテに支払われる落札額は530万ドル(約4億5千万円)。

 西岡は16日にツインズの本拠地であるミネソタ州ミネアポリスに到着し、身体検査を受けた。17日も身体検査を受け、正式契約を結ぶ。

 西岡は今季206安打を放ち、首位打者と最多安打のタイトルを獲得。チームの5年ぶりの日本シリーズ優勝に貢献し、入札制度での米移籍を球団に申し入れていた。

 入札制度での移籍は2007年に西武からレッドソックス入りした松坂大輔投手ら3人以来。今オフには楽天の岩隈久志投手がアスレチックスと交渉しながらも決裂し、残留を決めていた。(共同)

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2010年12月17日のニュース