田中「目に見えないプレー評価」で1億円

[ 2010年12月17日 06:00 ]

 小川査定で1億円プレーヤー誕生だ。ヤクルトの田中が2500万円増の年俸1億円でサインした。「物凄く評価してもらった。数字以上に目に見えないプレーも評価されてうれしかった」。

 プロ6年目で初の打率3割を達成。リーグ3位の67四球も加わって出塁率は・385と高く、2番打者として犠打や進塁打などでつなぎ役に徹した。
 代行監督として指揮を執った小川新監督が自己犠牲的なチーム打撃に対する評価の向上をフロントに進言。大木球団常務も「もちろん最大限評価している」とし、田中はその恩恵にあずかった。来季に向けて「まだ優勝も球宴もゴールデングラブ賞も経験していない。タイトルはすべて獲って優勝したい」と宣言。早大の後輩で日本ハムに入団した斎藤には「対戦が楽しみ」と待ち望んだ。

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2010年12月17日のニュース