補強ポイントに合致 森本獲得すれば横浜にこれだけのメリット

[ 2010年11月10日 08:13 ]

 日本ハム・森本が正式にFA選手として公示されれば、獲得に動くとみられるのが横浜だ。

 攻撃陣は今季リーグワーストの521得点。村田、スレッジと長距離砲を擁しながら1、2番が固まらず、本来は3番の内川を出塁率の高さを買ってシーズン序盤から1番で起用せざるを得なかった。
 また、チーム盗塁数はリーグ5位の59。機動力を兼ね備えた1、2番タイプの補強が急務で、俊足で小技も利く森本は今オフの補強ポイントと合致する。
 プレー以外でも波及効果は大きい。横浜は史上初の3年連続90敗で今季も最下位。9月下旬には球団の売却交渉が表面化しチームに激震が走った。グラウンド内外での暗い話題を払しょくするには、元日本ハムの新庄剛志(現タレント)の後継者といわれる森本の存在はもってこいといえる。「宣言残留の可能性もあるし、(どこに行くとかは)とりあえず宣言してからですね」。森本は今週中にもFA権行使の書類を球団に提出し、他球団からのオファーを待つ。

続きを表示

2010年11月10日のニュース