王会長直接出馬&WBC背番「24」で内川口説く

[ 2010年11月10日 06:00 ]

09年の第2回WBCで内川は背番号「24」のユニホームで大活躍

 ソフトバンクが、8日にFA宣言した横浜・内川聖一外野手(28)の獲得に向け、背番号「24」と王貞治球団会長(70)の直接出馬という2つの「切り札」を用意していることが9日、分かった。

 地元・大分出身である内川の動向を見守ってきたソフトバンク。小林至編成・育成部長はこの日「まだ何も申し上げることはない」と話すにとどめたが、交渉解禁日となる18日にも獲得に正式に名乗りを上げる。関係者によると既に獲得への準備に着手。金銭面の条件以外に、内川が昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で付けていた背番号「24」を用意したという。
 決勝の韓国戦で決勝のホームを踏むなど2連覇に大きく貢献した同大会は、今年3月に結婚したフジテレビアナウンサーの翼夫人(29)と出会った思い出深い大会でもある。内川の横浜での背番号は「2」だが、もともと「24」は大分・松岡小で野球を始めた時から大東中時代にも付けていた番号。WBCでも内川自ら「24」を希望したほどに愛着のある番号で、初心に帰って新天地でさらなる飛躍を目指すには最適の背番号といえる。
 そして、もう一つが王会長の直接出馬だ。球団側は多忙な王会長に対し、スケジュールの調整を要望。8日には王会長が今オフのFA補強に対し「今までみたいではなく、前向きに検討しようという考えは持っている」と発言するなど、球団全体として積極補強で一致。内川も尊敬する王会長の同席が実現すれば、これ以上ない後押しとなる。
 内川に対しては、広島の参戦が確実。激しい争奪戦となるのは間違いないが、地元出身の逸材獲得に向けてソフトバンクも全力を注ぐ。

 【王会長の過去の出馬】
 ▼94年11月22日 1位指名した別大付(現・明豊)の城島の指名あいさつに出馬。大学進学を希望し、退部届未提出だったため、当時の糸永監督に「日本を代表する選手に育てたい」とメッセージを託した。

 ▼01年10月29日 巨人入りを熱望していた日南学園・寺原に対する日米10球団の個人面談に出席。「直接、会って熱意を伝えるのがいいと思った。誠意は伝わったと思う」と手応え。

 ▼06年11月9日 FA宣言をした巨人・小久保との交渉に王監督自ら出席し「一緒に戦おう」と古巣復帰を促した。

 ▼09年10月24日 マリナーズを退団した城島と福岡市内の料亭で2人だけで会食。「思いの丈を話しました」と語ったが、城島は阪神入りを選択。

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