アスレチックスGM歓迎!岩隈は“純粋な戦力”

[ 2010年11月10日 06:00 ]

 大リーグ機構の発表を受け、アスレチックスも交渉権獲得を歓迎。ビーンGMは声明で「岩隈選手への入札が楽天に受け入れられて光栄だ。ポスティング・システムの趣旨を尊重し、岩隈選手と彼の代理人のためにも結論が出るまでコメントを控える」とコメントした。を控える」とコメントした。

 一部では岩隈獲得後、トレードする可能性が指摘されたが、大リーグには選手の書面による同意がない限り契約年の6月15日まで放出できない規則がある。今回は出塁率などのデータだけで選手を評価する「マネーボール理論」で有名な同GMが、純粋に戦力として評価したとみられる。
 岩隈は四球が少なく完投能力も高い。ア軍は岩隈の四球の少なさと、投球内容を表す指標としてWHIP(1イニング当たりの走者数=安打+四球を投球回で割る)の低さに注目。岩隈は今季201イニングを投げ、四球はわずか36個。WHIP1・09は今季メジャー両リーグトップ10位に相当する数字だ。また3年間で2度の投球回200イニング以上も高評価された。

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2010年11月10日のニュース