ロッテ 西岡 大リーグ移籍申し入れ「わがままかもしれないが…」

[ 2010年11月10日 16:21 ]

米大リーグへの思いを語るロッテの西岡剛内野手

 ロッテの西岡剛内野手(26)が10日、今オフにポスティングシステム(入札制度)を利用しての米大リーグ移籍を球団に申し入れた。西岡は「わがままかもしれないが、個人の夢をかなえさせてください、とお願いした」と話した。

 西岡は今季、主将としてチームを引っ張り、日本一に貢献した。「優勝していなかったら(来季も)同じユニホーム、と思っていた。優勝した充実感があった」と語った。海外フリーエージェント(FA)権を取得して移籍できるのは、早くて2013年オフ。「若いうちに挑戦して、日本人内野手の評価を上げたい気持ちが強い」と入札制度を希望した理由を説明した。
 石川晃球団運営本部長は「かなり強い意思で話してきた。要望が来たので話を上げます」とし、今後はロッテ本社を含め、球団として意見をまとめていく。結論が出るのは、日韓クラブチャンピオンシップが行われる13日以降とした。
 今季の西岡はパ・リーグではイチロー(マリナーズ)以来のシーズン200安打を達成し、206安打で最多安打と首位打者のタイトルを獲得した。

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2010年11月10日のニュース