佑ちゃん“師匠”佐竹５安打完封

　【日本選手権２回戦・トヨタ自動車１―０明治安田生命】トヨタ自動車は５年目右腕、佐竹が５安打完封。１点のリードを守りきった。

　４回１死一、三塁では中軸を直球で連続三振に斬り「僕にとって直球は生命線」と胸を張った。早大時代、軸足の右ひざをわずかに折って前かがみになる佐竹の投球フォームは、今ドラフトで日本ハム１位指名の後輩、斎藤が早実時代に参考にしていた。自身リーグ戦４勝だった佐竹は「斎藤もこれから壁にぶつかると思う。でも向こうは（リーグ）３１勝。アドバイスを送ることもありません」と笑ってエールを送った。

　▼明治安田生命・藤光監督（２８年ぶり２度目の出場で初の初戦突破も８強入りはならず）全国の大会で戦えるまでに成長したと思う。あとはメンタル面。攻撃面で連打がない。強い心を磨いていきたい。