清田先輩に負けじ!NTT東日本の新人・小林先制打

[ 2010年11月10日 06:00 ]

<NTT東日本・三菱重工横浜>2回2死二、三塁、小林が中前に先制2点適時打を放つ

 社会人野球日本選手権第4日は9日、京セラドームで2回戦3試合が行われた。第3試合では、新人の小林祥弘外野手(23)の先制打などで、NTT東日本が三菱重工横浜に6―1と快勝。6年ぶりの8強入りを決めた。またトヨタ自動車、三菱自動車岡崎もそれぞれ準々決勝に進んだ。10日も、2回戦3試合が行われる。

 【NTT東日本6―1三菱重工横浜】NTT東日本は東海大卒のルーキー・小林が期待に応えた。2番で今大会初スタメン出場を果たすと、2回2死二、三塁で先制の2点中前打を放ち、「抜けたフォークをうまく打てました」。昨年まで在籍したロッテ・清田の抜けた外野陣の一角として、垣野監督も「よくやっている。あとはもう少し直球を確実に打ち返す力がつけばいい」と評する。右の長距離砲の清田、左打ちで50メートル5秒8と俊足を生かした巧打の小林とタイプは違うが、9月に行われた千葉マリンの西武戦に清田から招待を受け、バットももらった。この日は使用することはなかったが重宝している。先輩は日本シリーズで優秀選手賞を獲得し日本一にも輝いた。「清田さんが抜けて弱くなったと言われたくない」。小林の言葉は力強かった。

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2010年11月10日のニュース