斎藤「9月に入ったら内容を言っている時期じゃない」

[ 2010年9月6日 09:20 ]

 ブレーブスの斎藤隆投手は5日、マイアミでのマーリンズ戦に6―6の8回に5番手で登板し、1回を無安打2三振で無失点だった。勝敗は付かなかった。チームは延長10回に6―7でサヨナラ負けした。

 斎藤は完ぺきな救援を見せた。しかし、延長十回のサヨナラ負けに、厳しい表情が崩れることはなかった。
 6―6で迎えた大事な場面を任された。「何とかゼロでいこうと思った」と、徹底した外角攻めで相手に思うようなスイングをさせない。4番を150キロの直球で仕留めるなど2つの空振り三振を奪い、味方の好守もあって1人の走者も許さなかった。
 ナ・リーグ東地区首位は変わらないが、2位フィリーズとはわずか1ゲーム差。過去4シーズンで、プレーオフを3度経験しているベテランは「9月に入ったら内容を言っている時期じゃない」と、自身の投球よりもチームの敗戦を悔やんでいた。(共同)

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2010年9月6日のニュース