かすむ新人王 ヤクルト左腕プロ最短降板「2軍でやってもらう」

[ 2010年9月6日 07:35 ]

 【ヤクルト5―5横浜】ヤクルトの中沢が1回4失点。先発ではプロ最短となる降板に「チームに迷惑を掛けて申し訳ない」と肩を落とした。

 1回。ハーパーとカスティーヨに2ランを浴びるなど、球威のなさを補う細かな制球がままならなかった。立ち直る兆しもなく、2回の打席での代打も当然といえた。
 疲労からか、夏場に入ると制球ミスが増えた。これで先発した7試合連続で本塁打を許し、“一発病”が顕著。先発の役割を果たせない登板が続いており、2ケタ勝利、新人王がかすむ現状だ。
 ヤクルト・荒木投手コーチは「中沢はこれでは無理かなという判断で初回で降ろした。初めて1年間を戦う疲れもあると思う。あす(6日)からは2軍でやってもらう」。

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2010年9月6日のニュース