集中力違った上原 初の「コージ・コール」にごキゲン 

[ 2010年9月6日 09:17 ]

6セーブ目を挙げたオリオールズの上原

イチロー「大事にしていない人が多いのではないですか」

恩人は気にかけてくれた矢野 阪神頼りの左腕復活へ

李スンヨプ また登録抹消

 オリオールズの上原浩治投手は5日、ボルティモアでのレイズ戦に8―7の9回から5番手で登板し、1回を三者凡退で2三振。今季6セーブ目を挙げた。チームは8―7で勝った。
 8―7の9回2死。オリオールズの本拠地に初めて「コージ・コール」が響いた。三振で勝利を決めた守護神の上原は「聞こえていた。うれしかった」と喜びをかみしめた。
 ア・リーグ東地区で優勝を狙うレイズの上位打線相手に1点リードを守った。ゾブリストをフォークボールで空振り三振、クロフォードは速球で三邪飛。4番ロンゴリアは外角低めに沈む速球で空振り三振だった。
 球威十分な速球が打者の手元で鋭く変化している。7月20日以来の連投にも「ブルペンでは5連投とかしていた。昨日より全然今日の方がいい」。前日は2本塁打されたが、勝負どころでは集中力が違った。
 チームだけでなく、ファンにも存在感を認めさせた。次は地区首位ヤンキースとの対戦だが「敵地は嫌いじゃない」と自信をにじませた。(共同)

続きを表示

2010年9月6日のニュース