反撃遅く…広島“1年生”にひねられ3連勝ならず

[ 2010年9月6日 06:00 ]

<広・神>7回、広瀬は左越えに第11号3ランホームランを放つが…

 【広島5-11阪神】広島打線が19歳の阪神・秋山にひねられた。

 初回に先頭の梵が左前打を放ってから、6回まではこの1安打だけ。7回に広瀬の3ランでようやく右腕をマウンドから引きずり降ろしたが、反撃が遅かった。首位阪神に3連戦3連勝とはならず、野村監督は「1年生にあれだけの投球をされたということは、野手の方で何かを感じないといけない」と苦言を呈した。

 ≪斉藤5回7失点≫首位チーム相手の同一カード3連勝を狙い先発マウンドに上がった広島の斉藤が、序盤の大量失点に沈んだ。1、2回は三者凡退で退けたが3回、投手の秋山に許した安打から4連打を喫し、ブラゼルに被弾するなどこの回5失点。結局、5回10安打7失点で降板した。「きょうは申し訳ないとしか言えません。すみません」と肩を落とした左腕に野村監督も「一番アウトを取りやすい打者に安打を許して、そこから自分でリズムを崩していった」と厳しい言葉を向けた。

 ▼広島・内田打撃統括コーチ(秋山に)球持ちがよく、低めの球も伸びてきた。

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2010年9月6日のニュース