立大11季ぶり優勝 慶大の“兄弟V”阻止

[ 2010年6月4日 06:00 ]

 東京六大学野球新人戦最終日は3日、神宮球場で決勝と3位決定戦が行われた。決勝は立大が小室正人投手(2年)の4安打1失点完投勝利などで、リーグ戦を制した慶大の兄弟Vを阻止。11季ぶり14度目の優勝を飾った。3位決定戦は法大が2―1で明大を下した。

 【新人戦決勝 立大2―1慶大】立大の2年生左腕の小室が小気味いい投球で優勝投手になった。リーグ戦を制した慶大相手に「絶対に負けたくないという気持ちがあった」と130キロ台後半の直球で押して4安打1失点。5回には振り逃げで先制のホームを踏むなど6年ぶりの優勝に貢献した。
 都日野では西東京5回戦で早実相手に完投しながら1―3で敗戦。今春のリーグ戦は東大戦で3番手ながら5回1失点で初勝利。「試合をつくって勝ちに貢献できるので先発は楽しい」と笑った。春季リーグ戦で初完封勝利など3勝を挙げた同じ2年の岡部の活躍が刺激に。「秋は2人で頑張りたい。夏は走り込んでスタミナ強化したい」と飛躍を誓った。

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2010年6月4日のニュース