和田同点3ラン ブランコ決勝打!“我が家”で強い中日

[ 2010年6月4日 23:44 ]

 【中日5―4ロッテ】本拠地ではめっぽう強い中日が、11日ぶりの名古屋での試合で真骨頂を発揮した。八回に3点差を追い付き、延長戦の末に今季7度目のサヨナラ勝ちを収めた。

 リードを広げられ敗戦ムードが漂う八回、和田が起死回生の一撃を放った。2死一、二塁で薮田の初球を強振しライナーで左翼席へ。3試合連続の17号本塁打でチームを救い「ど真ん中に来たので思い切り振った。大事なところで打ててよかった」と笑った。
 最後も中軸のバットで決めた。延長十一回、2死二、三塁の好機でブランコが左前にはじき返した。接戦に終止符を打った主砲は「勝利に貢献できて、何とか勝ててよかった」と汗をふいた。
 2日のオリックス戦は7点リードをふいにして、延長十一回にサヨナラ負けした。この夜はその屈辱を勝利への執念に変えてみせた。

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2010年6月4日のニュース