巨人7部門トップ…先発投手はマエケン断トツ!

[ 2010年6月4日 06:00 ]

 マツダオールスターゲーム(7月23日・ヤフードーム、24日・ハードオフ新潟)のファン投票の中間発表が3日から始まり、セ・リーグは首位の巨人が7部門でトップ。阪神・藤川が両リーグ最多の3万4073票を獲得した。

 有効得票数は162万1283票で、昨年の第1回中間発表に比べ約40万票少なかった。最終投票結果の発表は28日に行われ、選手間投票(7月1日)、監督推薦(7月5日)を経て、7月14日に各リーグから「最後の1人」を選出する特別枠が発表されて全陣容が出そろう。また、5月26日に辞任したヤクルトの高田前監督に代わり、小川監督代行がセ・リーグコーチを務める。

 <由伸が一塁手部門で1位>巨人は3年連続の出場を目指す坂本など、7部門でトップに立った。全セの指揮を執る原監督は「いいニュース。さらに票が伸びるように、本人たちが頑張ってくれればいい」と期待をかけた。一塁手部門では、高橋が阪神・ブラゼルらをしのいでトップ。3年ぶり9度目の出場に向けて「うれしいけど、まだ規定打席に達していない。(球宴に)見合う成績を残したい」と話した。

 <マエケン断トツ先発部門トップ>勝利数、防御率、奪三振でリーグトップに立つ広島・前田健が3万票以上を集めて先発投手部門で断トツの1位。プロ4年目で球宴初出場の夢が広がり、「本当に光栄なこと。カープファンじゃない人も投票してくれているわけですし、自分自身も他球団の選手にも認められる選手じゃないといけないと思います」と笑顔で話した。その上で「凄い選手たちと数日間、一緒にいるだけでも貴重な体験になる」と真夏の祭典に心をときめかせた。

 ▼阪神藤川(最多得票を集め) 中間発表とはいえ、たくさんのファンの皆さんから支持されているのはとても光栄なことです。

 ▼巨人松本(左太腿裏筋膜炎で2軍調整中) びっくりしています。うれしいけど、今はまずケガを治してしっかりプレーすることが先決なので。

続きを表示

2010年6月4日のニュース