尚成 サヨナラ呼びこむ完ぺきリリーフ

[ 2010年5月10日 06:00 ]

 【メッツ5―4ジャイアンツ】メッツの高橋がジャイアンツ戦で4―4の延長11回から6番手で登板し、1回を9球で三者凡退。その裏にブランコのサヨナラ本塁打が飛び出し、チーム2位タイ、日本人投手ではドジャースの黒田に並ぶ3勝目を手にした。

 「9球で1イニングを終われたことに意味がある。(攻撃の)リズムもつくれて良かった」。6番から始まった打線は右打者が並んだが「(右打者への)攻めは分かっている」と冷静だった。先頭のウリベを外角のシンカーで空振り三振に切り、デローサは2球で二直。最後はダウンズを3球三振に仕留めた。今季28奪三振は中継ぎではリーグトップタイとなった。
 マイナー契約からはい上がり、いまやチームに欠かせない戦力となった左腕にマニエル監督も「チームの重要なピースだ」と目尻を下げていた。

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2010年5月10日のニュース