交流戦前、セ・リーグ監督総括

　※監督総括の（１）は投手陣（２）は野手陣について。

　▼巨人原監督
（１）先発は昨年より、はるかにいい仕事をしている。昨年は中継ぎに勝ちが付くことが多かった。ブルペンにも落ち着きが出てきた。
（２）亀井は試合に出られる状況になりつつある。松本は石橋を叩いて万全な状況になってからでしょう。
　▼阪神真弓監督
（１）開幕ダッシュのため中継ぎ７人態勢を敷いたのが、結果的に先発陣をカバーする形になった。
（２）金本の故障は痛いが仕方ない。マートンは予想以上。桜井ら下位打線も効果的な一発を打ってくれている。
　▼中日落合監督
（１）なかなか先発で２勝する投手が出なかったが、兆しは出てきている。下（２軍）からもいっぱい上がってくる。
（２）開幕からまずまず状態が良かったのは和田と森野ぐらいだった。入れ替わり立ち替わりで使っていけばいいんじゃない。
　▼横浜尾花監督
（１）ここのところリリーフがいい働きをしてくれている。若い投手が経験しながら成長してくれればいい。
（２）打線は追い上げていくよりリードしながらの展開にしないとうちのパターンにならない。上位を食っていかないと仕方ない。
　▼広島野村監督
（１）先発が先に大量点を失うと追いかける展開を強いられる。先発にゲームをコントロールしてもらいたい。
（２）打線の状態は確実に上がってきている。粘りが出てきたし、これは必ずこの先に生きてくる。
　▼ヤクルト高田監督
（１）よく頑張ってくれた。昨季は先発が足りなかったが、今季は数で困ることはない。バーネットはうれしい誤算。
（２）両外国人が一緒に打てなくなるとはね。何か変えなければと打順も入れ替えたが…。交流戦直前にやっとつながった。