来秋ドラ1候補好リリーフでV60 原監督「次の目標ありますから」

[ 2010年5月10日 07:35 ]

 首都大学野球の第5週は9日、東京・昭島市民球場で2日目を行い、東海大が8―5で城西大に連勝。8戦全勝で勝ち点を4とし、2週を残して7季連続60度目の優勝を決めた。巨人・原辰徳監督(51)のおいで、来秋ドラフト1位候補の153キロ右腕、菅野智之投手(3年)は8回途中から好リリーフを見せた。

 東海大は、エースが60度目のVをもたらした。1点差に迫られた8回2死二、三塁で今季初救援すると、伊藤をこの日最速150キロの直球で遊ゴロ。9回も3人で締め、33度目の全日本大学野球選手権に「ピンチでやばいと思ったけど顔には出しませんでした。代表の経験が大きいです」と笑顔を見せた。
 昨年、大学日本代表に初選出され、11月22日のプロ・アマ戦(東京ドーム)で貴重な経験を積んだ。今季は5試合34回1/3で4勝0敗、防御率0・26と圧巻の内容。現在叔父の巨人・原監督は2年連続日本一へ向け、首位を快走中。「優勝の報告メールをします」。昨年初戦敗退した全国の舞台。縦ジマの剛腕はリベンジに燃えている。

 ▼巨人原監督(東海大OB)素晴らしいこと。良かったと思う。ただ次の目標もありますから(大学選手権優勝に向け)頑張って欲しい。(おいの菅野が登板したことについて)そうなんだ?昨日も投げてたよね。

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2010年5月10日のニュース