雄星 3月は地獄の強化メニュー

[ 2010年2月27日 06:00 ]

ダッシュする雄星(中央)

 西武・雄星に地獄の強化メニューが課されることになった。28日に帰京した後は西武第2球場で調整を続ける見込みだが、大迫トレーニングコーチは「雄星にはランニングも体幹強化も他の選手の倍をやらせるよ。キャンプより時間があるし、前に進んでいかないと。この1カ月で強くなってはいるけど続けていかないとね」と宣言。腹筋は1日1000回を超えるメニューも組み込まれるという。

 雄星は25日のキャンプ打ち上げ後に「トレーニングは続けていかないと落ちてしまうので、やっていきます」と体力強化を継続する構えを見せた。シーズンを通して1軍で活躍する体力が不足していることは自覚しており、キャンプ並みの厳しい練習も覚悟している。

 この日は4日連続となるブルペンで83球の投球練習。「きょうが一番良かったんじゃないですかね。スライダーはまだまだですけど」と納得の表情を浮かべた。きょう27日からのオープン戦・巨人2連戦(鹿児島、サンマリン)はベンチから試合を観戦し、1軍のレベルを見て学ぶ。やるべきことは山ほどある。そのために、まずは人の倍の強化メニューをこなしてプロの肉体を手に入れる。

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2010年2月27日のニュース