城島 座ったまま二塁ドンピシャ送球

[ 2010年2月23日 06:00 ]

座ったまま二塁に送球する城島

 まさにドンピシャ。阪神の城島がシートノック前の練習で、座ったままの体勢で二塁へ送球する強肩を披露した。

 計6球はすべてストライク。“ジョー・スペシャル”ともいえるデモンストレーションにも「これをやっとかなあかんからね。でも、まだまだ。これからオープン戦で肩の状態を仕上げていければ」と涼しい顔だ。

 マリナーズ時代の07年にはア・リーグ1位の盗塁阻止率・465をマーク。酒井スコアラーは「普通の捕手が立って投げるのと変わらない」と舌を巻いた。同スコアラーが計測したタイムは最速で1秒93。強肩と評される捕手が立って二塁送球するタイムは1・8~1・9秒といわれるが、城島は座ったままで同レベルだ。25日の紅白戦ではマスクをかぶる予定。「タイミングによっては全部刺しにいく」と話す城島が、どんな強肩を披露するか楽しみだ。

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2010年2月23日のニュース